約 282,832 件
https://w.atwiki.jp/vip-shinrei/pages/17.html
凸レポ 佐倉 ホテル江戸城 独りで変態祭り 今日も猫耳巫女姿でござんす その下には亀甲w +地図に従って行ったところ田んぼのど真ん中に到着 ラブホの目の前にあるという情報だがそんなもの見当たらない 周囲の探索へ向かう 霧が出て来て辺りを濃く覆った ホテルの看板どころか標識も危うい 光源の電動ランタン壊れる チャリは折り畳み 今度は宝が壊れた 膝の痛みが再発。コケた。 5分間柔軟体操をして再出発 今日の結果 ちかんに注意 終了と思いきや旧日本陸軍の慰霊碑に凸してた。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/2750.html
今日 - 合計 - 信長の野望・全国版の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時44分10秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/785.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:天下統一 開始時間:2019/03/16(土) 20 34 58.36 終了時間:2019/03/19(火) 21 18 12.99 参加人数:1 光栄の代表作「信長の野望」シリーズの一つ。 覇王伝でリアルになりすぎたシステムをやや武将風雲録よりに戻したという印象だが、 なんといってもCPUが好戦的ゆえに勢力がかなり変化しやすく ダイナミックな展開が楽しめること請け合い。 このSFC版、他の機種と大きく違うポイントがいくつもある。 詳しくはこちら 。 城の数も前作より減っているし、やろうと思えば1回の戦争で何城も奪えるし、 あとはCPUのもどかしさに気を揉むばかりか… ついでに複数人プレイ→一つの大名以外のプレイ大名を脅迫して傘下に→様子を見守る→複数人プレイで再開→脅迫は禁止な シナリオ シナリオ1 信長初陣 1547年 シナリオ2 信長包囲網 1571年 毛利家評定 元就「まずは米転がしで金を稼ぐとしよう」 隆元「ボッタクル商店(買値が売値の倍)なのでそれは無理です」 元就「そうなのか……では、内政して富国強兵するぞ」 隆景「そんなことをしてたら戦争に巻き込まれます」 元就「ならば軍団を作成……ってお前ら勝手にどこへ行くんだ」 元春「配下武将は委任(オート操作)となります」 元就「……。もうよい、下がれ。儂が出る」 というわけで、元就一人に兵を集めて出撃しました。同盟も解消。 兵力があっても分散していると弱いです。北条家と里見家なら里見家の方が強いです。 内政をやらなくても、領土を広げれば自然と物資は集まります。 軍団を作るにも行動力を使うので、そんな暇があったら戦争です。 兵士が減ったら流出で補充。最後の城に攻め込む直前にやるべし。 強敵がいたら暗殺か、混乱させてから攻撃。 配下がいると勝手に行動するので作戦が乱れます。 信長の委任って全国版くらいしか使い道ないんだよなあ。 大名しか使わないから、優秀な人材と言えど容赦なく斬首&三本の毒矢。 城に武将が一人もいなくても自国領として扱われるので、人数不足にはなりません。 空き城を乗っ取る浪人もいるので、むしろ優秀な奴ほど斬るべし。 政治をまったくやらずに一人で天下統一までいけました。 無双シリーズの原点はこんなところにあったんですね!
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/2751.html
今日 - 合計 - 信長の野望・覇王伝の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] SFC版はバグなのか家宝による能力上昇がない。 (忠誠度自体は上がる模様。) プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2021年04月18日 (日) 04時28分31秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/3563.html
今日 - 合計 - 信長の野望・烈風伝の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時11分44秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/11586.html
今日 - 合計 - 信長の野望・蒼天録の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時33分48秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/pawapuro12/pages/589.html
信長の野望 全国版OP 686様より あああ るさあ ぐぐい むおし じにだ れむさ むうも ごいげ おあせ ぐえず べげめ りらぞ わんけ ほむぞ むめん ぞさし みかせ ぞねや ぬぬだ こみへ いきね ほあろ はそず ばうが ちでて さねま すむよ ずちれ うてお あなか ぐむか のなげ めくせ れない りぞは ぶやか れどる むへす わざ
https://w.atwiki.jp/nicosangokushi/pages/264.html
このページは数あるニコニコ歴史戦略ゲー動画の登場人物について、各動画内での列伝をまとめていくものとして用意しました。 主役級の活躍を見せた人物はもとより、名脇役、好敵手からネタ☆キャラまで幅広く紹介されるページになることを願います。 ここでは信長の野望・太閤立志伝の人物について扱います。 参考用リンク先(需要のありそうなものがあれば随時追加推奨) Category 戦国時代(日本) - Wikipedia :史実についての参考リンク 【非公式】霧雨の野望wiki 登場武将紹介 :霧雨の野望についての参考リンク 武将別解説 - 戦国編 :iM@S架空戦記シリーズ補完wikiでの戦国武将解説 『戦国時代の人物の一覧』 :ニコニコ大百科での戦国人物項目一覧 武将別伝(戦国) ア行 アア2 イ ウ エ オ ハ行 ハ ヒ フ ヘ ホ カ行 カ キ ク ケ コ マ行 サ行 サ シ ス セ ソ ヤ行 タ行 タ チ ツ テ ト ラ行 ナ行 ワ行 史実姫 大内義隆(おおうち よしなが) 大内義長(おおうち よしなが) 大久保長安(おおくぼ ながやす/ちょうあん) 大関高増(おおぜき たかます) 太田牛一(おおた ぎゅういち/うしかず) 太田資正/三楽斎(おおた すけまさ/さんらくさい) 太田道灌(おおた どうかん) 大谷吉継(おおたに よしつぐ) 大友宗麟 /義鎮(おおとも そうりん/よししげ) 岡部元信(おかべ もとのぶ) 小笠原貞慶(おがさわら さだよし) 小笠原長雄(おがさわら ながかた) 小笠原秀政(おがさわら ひでまさ) 岡本頼氏(おかもと よりうじ) 小島政章(おじま まさあき) 小田氏治/天庵(おだ うじはる/てんあん) 織田長益/有楽斎(おだ ながます/うらくさい) 織田信雄(おだ のぶかつ/のぶお) 織田信勝/信行(おだ のぶかつ/のぶゆき) 織田/神戸信孝(おだ/かんべ のぶたか) 織田信忠(おだ のぶただ) 織田信長(おだ のぶなが) 織田信秀(おだ のぶひで) コメント欄 大内義隆 (おおうち よしなが) [部分編集] (1507~1551)大内義興の子。大内家31代目当主。尼子家と中国地方の覇権を争い、北九州に進出して大内家の版図拡大に努めた。しかし養子・晴持を亡くしてから野心を失い文化人的な傾向を強めたため、陶晴賢に討たれた。 意外なことに「革新」には登場しない。 天道 統率 76 武勇 34 知略 77 政治 89 義理 48 足軽B,弓B,兵器B 上へ 大内義長 (おおうち よしなが) [部分編集] (1532?~1557)大友宗麟の弟。大内義隆を討った陶晴賢に迎えられ大内家の傀儡当主となった。厳島の戦いでの晴賢の死後、崩れ行く大内家を守ろうとしたが、毛利元就によって滅ぼされた悲運の人。 「武将風雲録」で初登場。当時はまだ教養や魅力に見所があったが、その後評価が下落。鎧姿の立派な顔グラから「顔だけはまともな人」等と呼ばれる。 能力に似合わず「大内筒(一等級家宝 政治+10)」を持っている為よく没収される。処断される事もしばしば。 革新 統率 22 武勇 20 知略 12 政治 36 義理 56 天道 統率 22 武勇 20 知略 12 政治 36 義理 56 兵器B 関連用語: 大内筒 ニコニコ大百科: 『大内義長』 ダメ君主の野望 【革新PK】 +プレイヤー勢力・一条家途中参加 第10話から登場。 陶晴賢にも追放された。一人称「僕」。見ていて気の毒な位に気弱。北畠具房と仲良し。 上へ 大久保長安 (おおくぼ ながやす/ちょうあん) [部分編集] (1545~1613)徳川家臣。江戸幕府では勘定奉行や老中を務める。元猿楽師であるため出自は「庶民」。 金山経営や度量衡の制定、街道の整備などなどの一切を任され、初期の江戸幕府の経済基盤を作り上げた「天下の総代官」として有名。 しかし本多正信との政争に敗れ、「大久保長安事件」の影響もあり彼の死後ほどなくして大久保家は断絶した。 革新 統率 4 武勇 2 知略 62 政治 98 義理 17 内政S 上へ 大関高増 (おおぜき たかます) [部分編集] (1529~1598)ご存知、ないのですか?! かの者こそ、「いい話・悪い話スレ」でファンを掴み、ダークヒーローの座を駆け上がっている、北関東真っ黒武将、大関さんです! 下野の名門・那須氏の有力家臣団「那須七騎」の筆頭格。独立性が強いのはこの時代の国人領主の通例だが、彼もまた主家に叛いたり、同僚を謀殺したり、同僚から奪った領地を弟(福原資孝・大田原綱清)と山分けしたりやりたい放題。小田原の陣に参加せず改易の憂き目に会った主家を尻目に、小国の大名になった。 余談だが、彼の子孫は「会津若松城の戦い」で、新政府軍において知られざる活躍をした兵隊を組織したとか。 革新 統率 68 武勇 46 知略 87 政治 80 義理 40 弓B,計略A,兵器B,内政B 上へ 太田牛一 (おおた ぎゅういち/うしかず) [部分編集] (1527~1613)織田、豊臣家臣。柴田勝家の元にいたが抜擢され、後に政治手腕を発揮。『信長公記』等の軍記物を記した事でも有名だが、実は信長の祐筆はしていない。武にも優れ、信長に「弓三張」と言われる名人で、金ヶ崎撤退戦において優れた用兵術で信長に褒められたと『信長公記』は記す。 「信長の野望」シリーズには「天下創世」のダウンロード武将として登場。「太閤立志伝V」では著作から『作者』と呼ばれる事も。 「信長の野望 天道PK」では、「嵐の前夜」クリア特典武将となった。 天道PK 統率 43 武力 84 知略 74 政治 82 弓A 斉射之四 龍興記 【革新PK】 +初回ノ壱から登場、末尾ではうp主の伝達役 「革新」にいないなんて理由で敵だったのに龍興に連れて来られ、半兵衛と共に行動する。 真面目に見えてかなりちゃっかりした性格。龍興の空気を読んで行動し半兵衛の頭痛を増幅させている。 上へ 太田資正/三楽斎 (おおた すけまさ/さんらくさい) [部分編集] (1522~1591)岩槻太田氏当主。道灌の曾孫に当たる。扇谷上杉家滅亡後は北条氏に降るが、やがて反北条に転じ、打倒北条に後半生を捧げた。軍用(伝書)犬を使う等エピソードも多い。 大名として登場する場合、周囲の相手が悪いせいで早々に滅亡する勢力の一つ(時報代わりの恒例行事)。 武人としての生涯の魅力や、「らきすた☆立志伝」の活躍等から「 太田さん 」と呼ばれて親しまれている。 北条氏康の嫌悪武将の一人。 ニコニコ大百科: 太田資正 関連用語: 時報 、 トップブリーダー 革新 統率 88 武勇 74 知略 78 政治 50 義理 86 足軽A,騎馬B,計略B,兵器A,築城A 天道 統率 88 武勇 74 知略 83 政治 50 義理 86 足軽A,弓B,兵器A 太閤5 統率 79 武力 65 知謀 59 政務 49 魅力 48,野心 65 らきすた☆立志伝 【太閤5】 +一話から登場、紙芝居常連、途中まで一軍 城主の座をこなたに譲り、一家臣に。 その後は戦国の世に不慣れな君主の補佐を勤め、見事に関東制覇を成し遂げた。 途中、歴史改竄にて記憶を書き換えられる。 魔理沙遊興記 【太閤5】 +わかりやすい人 プリズムリバー三姉妹の音楽を常に聴きっぱなしだったため、感情の乱高下が激しくなった。 関連動画―――― 総統閣下は滅亡寸前の太田資正のようです【信長の野望・革新】 :MAD(総統閣下シリーズ) 上へ 太田道灌 (おおた どうかん) [部分編集] (1432~1486)扇谷上杉家重臣。文武に通じた名将で、江戸城を築いた事等で知られる。その活躍により扇谷上杉家を伸張させたが、声望の拡大を疎まれ、主君上杉定正に殺された。謀略説も色々ある。 北条早雲と同世代で、信長よりも1世紀前の人物であるが、近年の「信長の野望」シリーズでは「古武将」としてデータがあり、ゲーム中に登場させられる。 七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞかなしき という和歌にまつわる逸話は有名。 革新 統率 99 武勇 88 知略 99 政治 90 義理 68 足軽S,弓S,計略A,築城S,内政A 特産物の野望 【革新PK】 +北条家家臣。紙芝居登場有 第十五話(sm2094283)で初登場。北条早雲との関東チート両巨頭タッグは視聴者を震撼させた。衰えゆく北条家に忠義を尽くそうとするが、北条家に見切りをつけて裏切りを図る模造刀に斬られた。 躑躅ヶ崎館を脱出し、第十九話(sm2663563)冒頭で路傍に倒れていた所を苦居茶々に助けられて駿府城に担ぎ込まれた。刀に斬られる直前に特産物が「見える」様になり、人ならざる苦居親子に感謝の言葉を捧げ、息絶えた。享年は史実出生年から数えて164で、戦死ながらも大往生をとげ、その回にはタグ(大~)もつけられた。 上へ 大谷吉継 (おおたに よしつぐ) [部分編集] (?~1600)官途の刑部で知られる。秀吉に仕え、主に兵站や検地指揮で活躍した。当時偏見にさらされていたハンセン病を患うが、それを意に介さない石田三成と親密な関係を築いたという。関ヶ原の合戦にも参戦し、東軍に寝返った倍以上の兵力を持つ小早川隊を二度も追い返すなど奮戦するが、衆寡敵せず戦死した。 親友の為に劣勢の戦いに身を投じ、義に殉じた武将として人気が高い。 革新 統率 90 武勇 78 知略 91 政治 89 義理 99 足軽A,弓B,鉄砲B,計略B,兵器B,築城A,内政A 天道 統率 93 武勇 68 知略 91 政治 89 義理 99 足軽A,弓B,鉄砲B,兵器B 関連タグ: 【大谷吉継】 戦国時代が舞台の小説・漫画紹介 ゲスト。その13で登場。 関が原の合戦に加わる吉継の心理を描いた作品を紹介。 関連動画―――― 刑部 ~吉継~ :替え歌 【ニコトラベル】ニコニコ戦国巡礼ツアー大谷吉継篇【森之宮先生】 :史跡めぐり+MAD 上へ 大友宗麟 /義鎮 (おおとも そうりん/よししげ) [部分編集] (1530~1587)大友家当主。激戦区の九州において版図を拡大し大友家の最盛期を築いたが、没落するのもまた早かった。 西洋文明の理解者、キリスト教の信仰者、家臣の妻を奪う好色な暴君、優れた外交戦略家など、多様な要素を持つ人物で、それぞれの解釈の仕方によって評価は大きく分かれる。 革新 統率 82 武勇 71 知略 75 政治 87 義理 2 鉄砲A,計略B,兵器S,築城B,内政A 天道 統率 79 武勇 69 知略 78 政治 93 義理 2 鉄砲A,兵器S 金剛之備 戦国時代が舞台の小説・漫画紹介 +解説役 ルイス・フロイスと共に小説・漫画の解説役を務める。作品に描かれた武将との掛け合いも見所で、影武者に騙されたり薬を盛られたりといった場面もある。宗麟自身に関する作品は「その2」で紹介されている。 上へ 岡部元信 (おかべ もとのぶ) [部分編集] (?~1581)今川家重臣で、岡部正綱の弟。桶狭間の戦いで主君・今川義元が討ち取られた後も頑強に抗戦。織田信長との交渉により、義元の首と引き換えに鳴海城を開城し、主君の首を国へ持ち帰った。 武田氏の駿河侵攻により、氏真が駿府を追われた後は武田氏に属するが、徳川家との戦いで討死した。 革新 統率 76 武勇 73 知略 45 政治 17 義理 67 足軽B 天道 統率 80 武勇 78 知略 65 政治 17 義理 67 足軽A 太閤5 統率 70 武力 68 知謀 52 政治 35 魅力 66 蹴鞠王の本気 【太閤5】 +初期家臣の一人 縛りの一つとして「初期値で71以上の能力値がある武将の使用を禁止」している事から、統率が70の元信は、今川家においては正にエースである。 病に伏して戦線を離れていた時期もあったが、プレイ開始時よりほぼ全ての合戦に参加し縦横無尽の活躍を遂げている。 上へ 小笠原貞慶 (おがさわら さだよし) [部分編集] (1546~1595)小笠原家当主。長時の子。没落→放浪→旧領復帰→豊臣大名→改易→徳川譜代と数奇な運命を辿った。 「革新」では能力にそぐわない高級家宝を2種も所持している為、「家宝が本体」「没収の小笠原」「戦国のガラハド」「歩く宝物殿」等、散々な言われようのネタ武将と化してしまった。 その人気は、多くの英傑を差し置いてニコニコ大百科に早々と「小笠原貞慶の憂鬱」の項目が立ったことからもうかがえる。 革新 統率 60 武勇 71 知略 40 政治 63 義理 70 騎馬A,弓S 天道 統率 60 武勇 71 知略 40 政治 63 義理 70 騎馬S,弓S 関連用語: 一張弓 、 小笠原流庭乗 、 小笠原爆弾 関連タグ: 【小笠原貞慶の憂鬱】 ニコニコ大百科: 『小笠原貞慶の憂鬱』 、 『小笠原貞慶』 反逆の真田家 【革新無印】 +純プレイ動画のため紙芝居なし 俸禄最高値>家宝没収>引き抜かれ。家宝のみならず織田家への経済攻撃の材料にされた。 ニコ動における小笠原爆弾の初出と思われるが、動画連載当時は「小笠原ミサイル」と呼称された事も。 龍興記 【革新PK】 +武田家家臣。弓馬の道と礼法を伝える程度の能力 「初回ノ参」で浪人として登場し、「軍師」斎藤龍興が狂喜乱舞。ただちに武田家家臣に登用された。 憂鬱な目に遭わされずに一線で活躍している貴重な動画である。 小笠原流の弓術を氏神の力により人外の領域にまで到達させており、スペルカードを使える。 関連動画―――― かほうの :替え歌 【家宝の人】かほうの【完全版】 上へ 小笠原長雄 (おがさわら ながかた) [部分編集] (1520~1569)石見温湯城主。石見銀山争奪戦で重要な役割を果たした石見小笠原家当主。初め大内義隆、次いで尼子晴久に従った。1558年、毛利氏に城を攻められ降伏、家臣に。 ガラハドじゃない小笠原。残念ながら能力は・・・。 革新 統率 57 武勇 52 知略 42 政治 56 義理 44 上へ 小笠原秀政 (おがさわら ひでまさ) [部分編集] (1569~1615)貞慶の子。父の流浪中に生まれ、徳川家に人質に行ったり、父と共に離反したり、家康の孫娘(信康の娘・登久姫)と結婚したり、祖先の地・松本の城主となったり、天王寺口の戦いで毛利勝永の猛攻を受け息子ともども戦死したりと、劇的な生涯を送った。 「革新」ではPK追加武将として登場するも、扱いは「戦国のガラハド二世」「歩く家宝二世」。全てが父親より少し上の、ちょっと強い小笠原。 革新 統率 64 武勇 75 知略 48 政治 69 義理 76 騎馬S,弓S 太閤佐竹 【革新PK】 +徳川家武将 江戸城攻めの際、佐竹家に捕らえられ、案の定父と同じ運命を辿った。それもまた小笠原一族の定め。 上へ 岡本頼氏 (おかもと よりうじ) [部分編集] (1537~1606)相良家臣。大口城攻防戦では敵将・川上久朗を討って名を挙げた。軍中覚書「岡本頼氏戦場日記」を書き残している。 革新 統率 66 武勇 75 知略 33 政治 31 義理 59 足軽B 毛利家の野望 +日記担当 何時の間にか太閤佐竹の梅津政景日記ばりの 日記 担当になってしまったが、梅津のカオスぶりに比べると、インパクトが薄い。 上へ 小島政章 (おじま まさあき) [部分編集] (?~1591)土佐一条家臣。出雲守。周辺の国人の平定に活躍した。1574年、一条兼定が追放されるとその不義に怒り、追放に加担した安並和泉守らを攻めた。後に長宗我部氏が幡豆地方に侵攻するとこれに降り、一条方の城の攻略にあたった。 革新 統率 58 武勇 55 知略 52 政治 33 義理 77 性転換AnguRhapsody 【三国志11】 +プレイヤー勢力・一条軍武将。キャラブレイク有 はわわ武将。女体化・ロリ巨乳化。新ジャンル小島。心攻を受け、嫁宣言する者多数。暑さに弱いらしい。 統率 60 武力 55 知力 60 政治 35 魅力 85 心攻/弩兵A 上へ 小田氏治/天庵 (おだ うじはる/てんあん) [部分編集] (1534~1603)常陸国小田城主。平安末期から続く名門、小田家の当主。よく言えば「不屈の人」で、佐竹・上杉・結城・宇都宮などの諸家を相手に、小田城を奪われては奪い返す激しい攻防戦を繰り広げた。 絶望的なまでの戦下手であり、ゲーム内の列伝にも連戦連敗と明記される始末。が、菅谷(すげのや)さんをはじめ氏治を慕ってついていく家臣・領民たちも多く、喜劇とも悲劇ともつかぬその生涯は「いい話・悪い話スレ」を中心に知られる。その生き様ゆえか、「小田さん」「氏治様」「天庵様」等、呼び捨てにされることがまずない。 なお、地元土浦では「てんあん」ではなく「てんなん」と呼ばれている。 革新 統率 40 武勇 19 知略 38 政治 42 義理 57 天道 統率 40 武勇 19 知略 38 政治 42 義理 57 関連動画―――― 小田氏治のパーフェクト不④鳥教室 :替え歌 上へ 織田長益/有楽斎 (おだ ながます/うらくさい) [部分編集] (1547~1622)織田信秀の十一男、信長の弟にあたる。千利休に茶道を学んだ利休十哲の一人とされ、有楽流を開いた。 茶人としての印象が強いが一軍の将として軍事的な事績も残している。関が原の合戦では東軍に参加して蒲生頼郷を討ち取り、大和国に三万二千石を拝領した。 革新 統率 24 武勇 7 知略 5 政治 68 義理 31 上へ 織田信雄 (おだ のぶかつ/のぶお) [部分編集] (1558~1630)信長の次男。北畠具房の養子となり家督を継ぐ。賤ヶ岳の戦いでは羽柴秀吉と共闘するが、秀吉との関係が悪化すると徳川家康と結び、小牧・長久手の戦いを起こした。小田原征伐の後に改易され、徳川家康の仲介で一旦は大名に復帰するも、関ヶ原の戦いの後に再度改易された(更に後、大阪の役を経て大名に復帰)。 たびたび失態を犯したため、織田家内部でも「三介殿(信雄)のなさる事よ」として悪評が多かったとされる。 しかし信長の息子の中では最も長く生きた人物であり、大阪の役を経て大名に復帰した後は領土の発展に注力するなどの事績を残している。 革新 統率 40 武勇 21 知略 9 政治 58 義理 6 上へ 織田信勝/信行 (おだ のぶかつ/のぶゆき) [部分編集] (1536?~1557)信長の同母弟にして対抗者。柴田勝家らと共に信長に叛旗を翻したこともある。兄の手により清洲城で謀殺された。 革新 統率 34 武勇 32 知略 67 政治 59 義理 49 太閤5 統率 65 武力 51 智謀 72 政務 59 魅力 82,野心 88 浪人から始める織田信勝 【太閤5】 +主人公。反逆の信勝。洗脳茶会 タイトルとは異なり城主からのスタートでイベントを見せている。その3で本題に入り、浪人となって信長打倒を目指す。茶道を極めて人心を操り、裏切りを繰り返して謀叛をそそのかし、天下に波瀾を招き悪逆非道を重ねるさまはフリーダムにしてカオス。日本をめちゃくちゃにしてしまった。 上へ 織田/神戸信孝 (おだ/かんべ のぶたか) [部分編集] (1558~1583)信長の三男。伊勢の神戸具盛の養子となり、その勢力を傘下に収める。清洲会議後は岐阜城主となり、柴田勝家や滝川一益らと結んで、兄の信雄や羽柴秀吉と争ったが、敗れて自害に追い込まれた。兄の信雄とは違い、周囲から器量人との評価を受けていた。 革新 統率 58 武勇 66 知略 19 政治 35 義理 36 覇王信孝 【革新PK】 +プレイヤー勢力大名。純プレイ動画 革新PKの1582年12月スタートシナリオ「覇王の後継者」の動画。 初期位置においては羽柴家、徳川家など周囲から攻められる状況で、織田家初期武将4人は皆が武勇以外60以下で外交も碌に出来ないといった悲惨な状況から、羽柴筑前守ら簒奪者相手に信長の遺志を継いで争っていく。 上へ 織田信忠 (おだ のぶただ) [部分編集] (1557~1582)信長の嫡男。信長に従い松永久秀討伐、甲斐武田家平定などで活躍。信長から家督を譲られ将来を期待されていたが、本能寺の変の際に二条城で自害した。 彼が生存していれば秀吉の台頭はなかったとも言われている。 革新 統率 78 武勇 72 知略 59 政治 70 義理 84 足軽B,鉄砲A,内政B 天道 統率 78 武勇 72 知略 59 政治 70 義理 84 足軽B,鉄砲A 上へ 織田信長 (おだ のぶなが) [部分編集] (1534~1582)「尾張のうつけ」「戦国の覇王」「第六天魔王」、その他多くの渾名で呼ばれる戦国三英傑の一人。 「信長の野望」シリーズのおそらく主人公。CPUの織田家が滅ぶと「信長の野望終了」とコメントされる事がある。優秀な家臣、多くの関連イベント、OPやEDへの登場などの特権を享受し、余りに強力でメジャーな為、動画の主人公としてよりはラスボス等の役割を振られる。 流石信長というべきか百地や鈴木一族、本願寺に荒木村重に弟の信勝等、嫌悪武将が相当多い。 革新 統率 92 武勇 89 知略 96 政治105 義理 40 足軽A,弓A,鉄砲S,計略A,兵器B,築城S,内政S 釣瓶撃 天道 統率100 武勇 89 知略 94 政治 97 義理 40 足軽A,弓A,鉄砲S,計略A,兵器B 覇王之備 確かに優秀な能力なのだが、能力はチート級の武将に劣り得意の鉄砲に関しては九州地方の武将に水をあけられている事もある等信長自身のアイデンティティが発揮されにくいのが残念。 ゲームシステムや当時の状況(特に評価された戦国系作品や戦国系大河ドラマ)によって他の武将がピックアップされたり、天翔記以降は 信長が登場しない シナリオまで出始めて登場人物としての存在すら危ぶまれるなどタイトルに表記される人物としては案外扱いが酷かったりする。 関連タグ: 【織田信長】 ニコニコ大百科: 『織田信長』 梟雄の野望 【革新PK】 +織田家大名 多くの家臣を惨たらしい方法で殺された。プレイヤー側が余りにも悪逆非道なので、至極まっとうな英雄の役割となっている。これ程、信長を応援したくなる動画も珍しい。 本能寺脱出 【革新PK】 +プレイヤー勢力大名 本能寺の変を逃れた信長が見たものは、子の裏切り、家臣の謀叛、盟友の離反。 信長は付き従う子・信忠や娘、柴田勝家達と共に戦いを挑む。 信長の病死後も外伝「織田家の趨勢」が続けられた良作品。 太閤立志伝~東方の章~ 【太閤立志伝V】 +織田家大名 上洛を画策する今川義元の圧迫に対し、乾坤一擲の急襲を試みるも失敗。 尾張が陥落した所を萃香に助けられ何処かへと落ち延びる。現在消息不明である。 なお、織田家旧臣はその多くが長野家に吸収されている。 鍵山雛の野望 【革新PK】 +織田家大名 様々な危機的な状況も時に徳川と敵対し時に同盟を結ぶ事で生き延びて来た。 多くの史実武将に警戒され、「うつけ」ではない。ランスを重用する事で小国ながら五ヵ国の一つとして生き残った。 織田家滅亡後はどの家にも付かず謎の失踪を遂げ、現在行方不明。うp主曰く「そう言う仕様です。」 もしかしたら戻ってくることがあるのかもしれない。 カオスフル日本史with東方project +紙芝居に登場 レミリア好きとして知られる覇王。自由な妄想と自由な創作を重んじる。 もっとも、自己の萌えに忠実な振る舞いをするあまりに失言も多く、家臣に反旗を翻させることもしばしば。 関連動画―――― 組曲『織田信長』 :替え歌 組曲『織田信長』歌ってみた。 :歌唱つき 【歌ってみた】組曲『織田信長』【動画もお借りしました】 :歌唱つき へタレが組曲『織田信長』を畏まりながら歌ってみた。 :歌唱つき 組曲『織田信長』をイメージしながら歌ってみた :歌唱つき 【東方ネタ】株式会社織ー田ー商事・社歌【太閤立志伝】 :替え歌 上へ 織田信秀 (おだ のぶひで) [部分編集] (1510?~1551)信長の父親。尾張守護・斯波氏の家臣。今川氏の那古野城を奪い、戦国時代に名乗りを上げた。 一門や家臣を尾張の要所に配置して国内の地位を固め、三河の松平氏や今川氏、美濃の斉藤氏(後に和睦)と対立した。 「信長の野望」でも優れた武勇の持ち主であり、近作では息子の信長をも上回る。 ちなみに「天下創世PK(PS2版)」のチュートリアルでは彼がチューターを務めることとなる。実はこの時既に信秀は死亡しているのだが 「このままでは死にきれないからこの世に戻った(訳)」 と言って幽霊となって蘇り、息子の信長にゲームの進め方を指導する。 チュートリアルのシリアスさで大分誤魔化されているが死んでいるにもかかわらず あの世とこの世を行き来して信長に大名としての心得を伝授する という、ある意味信長よりもものすごい離れ業をやってのけている。 魔王の父親もやはり超人であったということか・・・ 革新 統率 93 武勇 95 知略 53 政治 61 義理 44 足軽A,騎馬B 天道 統率 93 武勇 95 知略 53 政治 61 義理 44 足軽A,騎馬B 上へ コメント欄 大関さんいつの間に! -- 名無しさん (2010-12-09 14 00 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5611.html
信長の野望 嵐世記 【のぶながのやぼう らんせいき】 ジャンル SLG 対応機種 Windows 98~XPXboxプレイステーション2 発売・開発元 コーエー 発売日 【Win】2001年2月10日【Xb】2002年2月22日【PS2】2002年4月4日 レーティング CERO 全年齢対象(*1) 判定 賛否両論 ポイント ターン制からの脱却諸勢力貢ぎゲー歪すぎるゲームバランス良くも悪くも毛色が違う作品 信長の野望シリーズ 概要 特徴 ネタ 評価点 問題点 総評 余談 概要 『信長の野望』シリーズ9作目。全国が1つのマップで表現されるいわゆる箱庭内政だった前作『烈風伝』から大幅にシステムを変更し、新たな戦国歴史シミュレーションとして生まれ変わった。 特徴 諸勢力の登場 本作から「国人衆」「水軍衆」「忍者衆」といった大名勢力以外の諸勢力が登場するようになった。それぞれに大きな役割が与えられており、これをうまく取り込むことで有利に戦を進めたり、他勢力に工作を仕掛けるといったことが可能。また、一部の武将(風魔小太郎、百地三太夫など)は諸勢力の要人に変更されており、要請のあった時に味方をするといった立ち位置になった。ただし、諸勢力と親密になった後に同じ出自(*2)を持つ武将を遣わせることで登用することもでき、今までのシリーズ同様に使うこともできる。 国人衆:各国に登場するため、数が多い、一揆を起こすこともあるが、親密になると国内の警備や特殊な技能による助けが得られる。 寺社衆:一向宗や切支丹などといった宗派が存在し、親密になると関係が悪化する宗派が存在する。 水軍衆:海賊行為や貿易、本州以外の国を攻める際の軍の運送を行う。時折、隣接する他の水軍衆と争うことがあり、唯一、諸勢力間での勢力の変動が起こりうる。 忍者衆:忍者を借りることができる。他勢力の情報を知るには忍者を送る必要がある。忍者はその他の工作にも使用。 自治都市:いわゆる商人。家宝などの取引をするには親密になる必要がある。 「国人衆」「寺社衆」「水軍衆」は戦争に加勢することもあり、部隊を休ませる拠点を提供したり、敵の城を落とした際はただちに献上してくれるなど戦争においても非常に重要な存在となる。 基本的には物資を送る事で友好度を上げるが、「水軍衆」「寺社衆」「自治都市」などに自家の宣伝をしてもらうことで複数の諸勢力の友好度をまとめて上げることができる。これを使うと物資と手間の両面で楽になる。 逆に仲の悪い他勢力により、敵対工作を行われると一気に複数の諸勢力との友好度が下がって一揆や略奪などの妨害を働かれるようになり、非常に厄介な存在となる。 物資を送り続けることで諸勢力の規模が増加する。「忍者衆」や「水軍衆」は規模が増加することにより、貿易や雇える忍者が増えるといった効果が得られるため、特に重要。 諸勢力と親密になれる勢力は1つだけなので、他家に先に親密になられた場合、妨害工作をするなどして下げる必要がある(PKバランスでは友好度の自然低下も発生する)。 奉行制度と知行の復活 本作では箱庭内政は採用されず、シリーズ初期の頃のような数値を上げる内政システムに戻った。 商業、開墾、警戒等に奉行を決めておき、毎ターン、自動で実行される。 商業や改修の数値を上げると内政メイン画面の城・城下町の景色が変わっていく。 武将への俸禄は『覇王伝』以来の知行制となり、開墾で開拓した石高を知行として武将に与えることで賄う。知行を与えることでその武将が動員できる兵士が増加し、忠誠も増加するが、収入が減る。 知行の加増は『覇王伝』の論功行賞のような形で行われるが、システムが大幅に簡略化されている上に自動化も可能なので、煩わしさは軽減されている。 戦後の捕虜を登用する際にも知行が必要となり、今までのシリーズのようにとりあえず登用していると、あっという間に家臣の知行で領地が食いつぶされてしまうため、人材の取捨選択が重要になった。 捕虜に一度登用を断られても、より高い知行を払う事で登用に成功することもありうる。 計略や諜報は武将が直接行うのではなく「忍者衆」より借り受けた忍者を派遣し、忍者に指示をすることで行う形になった。 武将のパラメーターの見直し 戦闘力と采配に分かれていた軍事パラメーターが采配に統一、そのために戦闘力が低いが采配は高い「今川義元」や「大内義隆」などの武将が強くなった。 上杉謙信のみ采配が125と図抜けて高く設定されており、他の武将との一線を画す存在になっている。 前作では知謀が17だった石田三成も、81に上がっており、不遇だった評価も見直されている。 兵科適性の廃止、兵科への個性は「槍衾」「突撃」といった技能で表現されるようになった。 死因の要素が追加された。「戦死」に設定されている武将は、没年を超えても生きる事が出来、年齢によって死亡判定が発生する。 それまでのシリーズでは、武将の寿命はマスクデータで定められていたが(*3)、本作では武将の没年そのものが死亡判定に使用されるため、武将の寿命がより史実に近い形になった。病没した武将は家宝で延命しなければ史実における没年から数年以内に死亡する。 このため、生没年が不詳だったり不明である武将でも明確に生没年が設定されている。もちろん架空のものではあるが…。 また武将が病死する前に病気で体調を崩すようになり、健康体の武将がいきなり病死するといった不自然さが緩和されている。 リアルタイム合戦 ターン制の合戦システムが廃止され、リアルタイムストラテジーのシステムを取り入れたものとなった。 リアルタイムに変化する戦況を見極めて部隊のそれぞれに指示を与え、見守る形となる。 戦場は『天翔記』のように複数の城が巻き込まれる形となり、一度に複数の城を取ることができるようになっている。 正確には国(尾張、美濃など)の単位で戦場となるため、出陣先の国に自国領がなければ自分の国の城が取られることはない。 1つの国に、隣接する複数の国の大名家が同時に攻め込むこともある。 国の中に城がある各大名家や諸勢力は、合戦開始時にどちらの陣営に味方するか、あるいは中立を保つかを選択する。プレイヤーの城がある国で他大名家同士が合戦になった場合も、プレイヤーが立場を選択できる。 複数の大名家が1つの国の中で戦うため、2つの大名家が潰しあった後に残った友軍の大名家が漁夫の利的に城を総取りすることもあり得る。 部隊は拠点への攻撃や味方部隊の壊滅、時間の経過により士気が減少していき、下がりすぎてしまうと強制的に退却してしまう。 士気は防御力にも大きな影響を及ぼすため、1部隊でも壊滅するとすべての部隊の士気が減り、なし崩し的に軍が崩壊することもしばしば、 士気を回復させる為には、荷駄隊の陣か友好拠点(*4)で部隊を休ませる必要がある。 そのため、他国を攻めるには戦前に足がかりとなる拠点を得るべく他大名や諸勢力に対する下準備が必要となり、下準備無しにいきなり他国を攻めるのはよほどの戦力差が無い限りは無謀とも言える仕様となっている。 なお中立を宣言している勢力に攻撃すると、反撃してきて敵側につく場合と、慌てて味方になってくれる場合がある。 他国を攻める場合、あらかじめ忍者を潜伏させていなければマップ全体が雲で覆われてしまい、一度通った場所以外の地形が把握できなくなる。突如敵部隊と遭遇するといった危険もある。 また、悪天候の場合も視界が悪くなり遠くの敵部隊を把握しにくくなる。 いくつかの部隊をまとめて陣形を組むことも可能、陣形を組んだ状態では部隊の能力を上げる「強攻」をかけることが可能。 ただし、味方拠点の数の回数までしか実行できない上に、一定時間経過すると士気が著しく下がる。 システムの仕様上、本作はソロプレイ専用となっている。 BGM供給形式の変更 前作まではBGMは全てCD-DAで演奏されていたが、本作からは音楽ファイルによる演奏に変更された。 これにより、メディアの収録時間の制限から解放され、長い曲や曲数そのものが大幅に増加、また、ディスクドライブの劣化による音飛びといった問題点からも解放されるようになった。 前作では曲数自体は多いものの、時間自体は短く、尻すぼみ気味に終わってしまう曲も少なくなかった。それ以前のシリーズにおいても、収録時間の都合上、『天翔記』のように途中でCD-DA形式になったことで曲数自体が減らされたこともあり、長年抱えていた問題の1つであった。 CS版においてもPC版と同一の音源となったのも本作からとなる。 反面、それまでのシリーズでは可能だったCDメディアから直接BGMを聞くことができなくなっており、好きなBGMを聞くためにはひと工夫する必要がある。 ネタ 本作では何故か選択肢の全てが大名のセリフとなっている。 登用を断られる度に「なんと!?なら知行○○でどうじゃ?」と真顔で驚いたりするため、シュールな世界観を作っている。 特に、忍者を借りる際の「普通の忍びでよい」と「とにかくくのいちを借りたい!」はネタとして語り継がれている。 水軍衆同士の海戦で敗北した頭領が戦死することがあるが、何食わぬ顔で同名の別人が後釜に座っている。 評価点 武将の数とシナリオの充実 『天翔記』以来の「信長の誕生」シナリオが復活した。また、パワーアップキットを導入し、キャンペーンモードをクリアする必要があるが「大坂の陣」のシナリオも存在する。 それに伴い、マイナーな武将や大名家が大量に追加され、ファンを歓喜させた。「信長の誕生」シナリオをとっても『天翔記』に比べてかなりの武将や大名家が増加しており、ボリュームアップしている。 伊賀の「森田浄雲」は能力が総じて低い上に大名オンリーというドMな勢力となっており、上級プレイヤーに好まれた。 「大阪の陣」がプレイシナリオとして扱われているのは珍しく、『創造 戦国立志伝』で扱われるまではシリーズでも唯一だった。 コンシューマ版では前作に引き続き、「諸王の戦い」シナリオが追加されている。一部、武将の変更こそあるが、再び「チンギス・ハーン」や「ユリウス・カエサル」が入り乱れるカオスな戦国が繰り広げられる。 諸勢力 忍者衆から忍者を借り受けて情報を収集する、国人と交渉して一揆をやめてもらうといった実際の歴史で行われてきたことがゲーム内で行えるようになり、現実に近いプレイが行えるようになった。 水軍衆を使って、本州からの敵軍を差し止めるといった戦略を取ることもできる。 検地を行うことで国人との関係の悪化と引き換えに石高を得るということも可能。国人領を完全に奪うと、その国の国人衆は滅亡する。 伊賀衆、甲賀衆といった忍者衆の宗派や三島水軍といった著名な集団がゲーム上に登場するようになったのも大きい。 国人衆、寺社衆、水軍衆、忍者衆は、「親密」状態で同じ出自の武将を派遣すると、頭領を家臣として登用できる。これにより、事実上武将数が足りなくなることはない。 諸勢力武将は3タイプが存在する。1.実在人物で、固有の顔グラフィックと生没年を持つ通常の武将。2.実在人物だが、顔グラフィックは汎用で、どの年代のシナリオにも登場するため生没年もデタラメな汎用武将。3.諸勢力用の架空の人物。列伝も汎用。やはり、どのシナリオにも同一人物が登場する。 幕府の要素と役職も実装されている。 大名家の1つの扱いに過ぎなかった足利家が将軍として他家に役職を与えたり、討伐令を出すことができる。 なお、幕府役職は室町幕府仕様で、「大坂の陣」シナリオの徳川家でも、江戸幕府の役職になる訳では無い。 パワーアップキットの追加要素 シリーズ初の「歴史イベント作成」が可能となっている。 セリフ、条件、結果等の内容を事細かに設定する事が出来、自由度は高い。歴史イベントの作成は本作の他には次回作の『蒼天録』および『創造・戦国立志伝』でしか採用されていない。 ゲームに使用されていない色が化けるといった制限があるが、登録武将の顔にBMPファイルを使用する事が出来る。 旧作の要素の発展 『覇王伝』からの知行と論功の要素を受け継いで発展させた他、『天翔記』以降、ゲームのテンポの阻害になるとして無くなっていた他国の諜報の概念を復活させたり、地図上の表示がリアルな日本地図ではなく、『武将風雲録』以前の物に似ている(*5)など、あえて旧作の要素を取り入れている部分を評価する声もある。 軍団システムも改良されており、大名の血縁が軍団長の場合は手動で動かせるようになった。 問題点 諸勢力が強すぎる 諸勢力を味方に付けなければ有力な大名でも手こずるバランスとなっているため、プレイヤーはひたすら諸勢力に物資を貢ぐ事になり、本作はよく「諸勢力貢ぎゲー」と揶揄される。 当時の攻略本では、大名たちによる諸勢力への貢ぎっぷりを「選挙目前の国会議員」と揶揄されている。 懐柔しなければ徹底して邪魔をしてくるため、無視することができず、さらには国人衆以外はプレイヤーの手で滅ぼすことも出来ない(国人衆のみ検地の繰り返しで滅ぼすことができる(*6))。 一向一揆を起こされた場合も戦争となるが、下手な小大名が滅亡するほどの兵力や武装を抱えている。 戦闘で諸勢力の部隊を壊滅させて拠点を落としてもあまり意味がない。 物資と石高が足りなさすぎる 武将の知行に対し、石高が不足する傾向になり、後半になるに連れて知行不足による不満が頻出する。 今までのシリーズ同様、采配の低い武将に知行を与えて兵力を増やした所で戦闘では役に立たないため、あまり意味が無い。 知行を与えると収入が減るため、諸勢力に払う物資が捻出できないというジレンマに終始悩まされることになる。 加増要求を無視すると忠誠が下がり、裏切りや出奔が発生する。本作では裏切り、出奔の頻度が多めである。戦国をシミュレートしているとも言えるが…。 今作では功績がないと加増できないので加増させるために働かせている間に出奔ということも頻発する。 パワーアップキット(家庭用)では米や金で補えるようになったがレートが高いので焼け石に水である。 内政担当には加増しすぎない、出奔されても構わないような無能武将の知行は没収するなど、効率重視のプレイに徹すれば大きく不足することはないが、そのような冷酷なプレイスタイルを望まない人もいるだろう。 合戦システムに粗が多い 敵はとにかくこちらの総大将の本隊ばかりを集中して攻撃する傾向があり、慣れない内は兵力差があろうとあっという間に総大将が壊滅して敗北しやすい。 本作では支隊により、最大1000人(200×5隊)の部隊を率いることができるが、CPUは支隊を無視して本隊(200人)だけを攻撃するため、兵数が多いはずの部隊といえどあっという間にやられてしまう。 逆に敵を1部隊でも倒せば全部隊の士気が下がりそのまま勝敗を決することが多く、強攻で1部隊を全員でリンチ → なし崩し、という展開になりやすい。 この思考を逆手にとって総大将を囮にし、向かってきた敵を各個撃破することで敵軍を壊滅させやすい。 命令通りに動かずに変な動きをして敵を取り逃がしたりすることもあり、全体的に大味な印象を受ける。 「混乱」といった戦闘技能は自動で使われるため、使って欲しい時に使えない事も多い。 ただし、一度でも発動すると、一気に複数の部隊が動けなくなり、士気も同時に下がるので、そのまま1部隊を壊滅 → なし崩し(ryとなり、バランスが極端である。 CPU用のチート技能を持つ武将もいる。特に上泉信綱は「どんな名将の部隊でも触れるだけで一度に部隊の半数以上の兵を倒す」といったヤケクソな設定がされており、脅威。 鉄砲・弓が強力。 鉄砲や弓で攻撃された部隊は士気がどんどん下がる。混乱も引き起こしやすい。弓隊を多めにしておき、少数の騎馬や槍隊で敵を足止めしながら背後から撃っていれば敵が次々撤退していく。 本願寺(一向宗)が強すぎる 本願寺家との戦闘になると一向宗が必ず本願寺側に回る(しかも、一向宗は諸勢力なので戦闘で壊滅させても、次の戦闘では復活する)。 鉄砲隊が非常に多い(一向宗含む)。本作では鉄砲で攻撃されると士気がみるみる下がるので非常に強力である。 やたらと拠点が固い。鉄砲伝来前のシナリオであっても、石山本願寺などの拠点が異様に固く、1度の戦で落としきれない。 自勢力内の一向宗が一揆を起こし、大名化することがあるが、その際に自動的に本願寺家に従属する。仇敵になってしまった諸勢力とは交渉もできなくなるので、いずれ発生する一揆に備えるしかない。 対一向宗の戦闘BGMがトラウマ級に怖い …といった要素から本作の本願寺家をシリーズ最強と称する声は多く、信長が勝利するのに10年かかった強さをシミュレートしている。 荷駄隊が役立たず 最小の兵力しか持てず、移動力や守備力が最弱なので敵との乱戦ではすぐに倒されてかえって自軍の士気を落とす原因となる。 一応士気回復砦を建築することができるが自分は動けなくなるし自部隊の士気は回復しないので結局お荷物となる。士気は一時的なら総大将の鼓舞で補えるし、奪った城や脅迫、懐柔した諸勢力拠点で回復できるので荷駄隊を作る意味が無い。 また、前作よりも部隊壊滅時に武将が討ち死にしやすくなっており、すぐに壊滅する荷駄隊は命がけ。 総評 信長の野望は奇数の作品でシステムをがらりと変更し、偶数の作品でそれを発展させる傾向にあった(*7)(*8)。 本作も『将星録』『烈風伝』の流れを切り、新たにシステムを刷新した作品となるが、好評だった前作から見ると変更点が多く、全くの別ゲーになってしまい、評価が低い作品となってしまった。 好評だった箱庭内政を廃止し、戦争も粗の多いリアルタイムに変えられ、不足する石高からなんとか物資を捻出し、諸勢力にひたすら貢ぐ、という点が目につきシリーズの中でも特に不人気であり、クソゲー寄りな評価を受けることが多い(参照)。 ただ、『天翔記』から『烈風伝』までの作品には見られなかった戦国のリアリティを追求し、組み込もうとした形跡が随所に見られ、歴史シミュレーションゲームとしては正しい変更とも言える。 同様の試みをして失敗気味に終わってしまった『覇王伝』と似た立ち位置にいるが、本作で初めて実装された「諸勢力」や「リアルタイム合戦」といった要素は、以降の作品でも形を変えながら引き継がれる。 結果的に定番化したところから、本作の試みは全くの的外れではなく、バランス次第では良作となりうる可能性が秘められていたとも言える。 本作と次回作の『蒼天録』をもって、信長の野望の「記、伝、録」の伝統(*9)は終了し、良くも悪くも本作はシリーズの転機となった。 余談 前作までは信長の野望のCS機への移植はハードの性能故に武将数や城の数などの減少といった劣化要素を孕んでおり、それをCS専用の要素(専用のシナリオなど)で補っていた。 しかし、本作の移植からはハードの性能がゲームに追いつき、ほとんど劣化要素がなく、さらにはWin版での不満の多かったシステムの改良(*10)や追加シナリオ(*11)といった強化要素が多く含まれるようになった。 そのため、PCユーザーはコンシューマーユーザーの為の有料デバッガーであると非難されることが多くなってしまった。 この問題は信長の野望に限らず、『太閤立志伝』や『三國志』シリーズでも散々言われていたが、近年はCS版とWin版が同時に発売されるようになり、一定の解決をしたと思われる。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9246.html
この項目では『信長の野望・新生』・同作の大型拡張ディスク『信長の野望・新生パワーアップキット』を取り扱っています。 前者は判定なし、後者は改善/良作です。 信長の野望・新生 【のぶながのやぼう しんせい】 ジャンル 戦略シミュレーション 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4Windows(Steam) 開発元 コーエーテクモゲームス 発売日 2022年7月21日 定価 9,800円(税別) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 郡の追加要地の取り合いの合戦優秀なAI 信長の野望シリーズ 概要 特徴 内政 戦争 評価点 ゲーム 内政 戦争 賛否両論点 問題点 ゲーム 戦争 内政 北条無双 総評 その後の展開 信長の野望・新生パワーアップキット 概要(PK) 追加要素(PK) 評価点(PK) 賛否両論点(PK) 問題点(PK) アップデートにより改善された点(PK) 総評(PK) 余談(PK) 概要 戦略シミュレーションの金字塔の第16作目。 本作では「知行」「合戦」「戦略」「ドラマ」が一新。シリーズ初の自ら考え行動する“生きた武将”が躍動と謳うように、AIで敵味方ともに、それぞれの意思で武将たちが自動で動くようなった。 特徴 内政 知行 土地を奪い、土地を与えるという「知行」システム 他国から勝ち取った土地を、適材適所を見極め家臣に与える「知行制」の再現がされ、知行地を与えると、家臣は自らその地を発展させてくれる。遠い城だと軍団にしないと収入が下がってしまう。 市と農村 城内には市と農村があり、これを強化することで兵糧と資金が増える。 開発施設 郡内で2~3つ自由に施設を作れる。金銭収入を強化したり、砦を作ることも可能。 城下施設 灌漑水路や商人町などを作ることができる。 領内諸策 国衆の懐柔や内政の強化などを命じて行うことができる。 人事 賞罰・縁組・隠居・解雇を行うことができる。 本拠移転 現在の本拠地から移転することができる。離れた場所ほど金がかかる。 軍団 軍団を創ることが可能で、前線への兵糧や兵の補充などを提案してくれる。 政策 政策には共通のものと、織田家等の一部大名家のみ固有のものがある。 種類とレベルに応じて必要となる威信・発令に必要な身分、武将の人数・維持費が違う。 寺社寄進など一部政策は特定の主義の武将のみが行える。 政策毎に毎月の維持費があり、発令準備をした時点から維持費がかかるが効果は発令時に発揮する。 発令すると赤字になる政策も発令条件さえ満たしていれば発令できる。 取引 商人と家宝・兵糧の売買を行う。商人は常駐しているが、季節毎に取引量の上限がある。米の価格は季節や豊作・凶作で変動する。 取引できる家宝の種類は政策「楽市楽座」のレベルに応じて増える。 郡 城の一つ下の単位。城一つに4~8の郡があり、個々の郡に武将を配置できる。 出世すると郡を任せられる数が増える。 具申 引き抜きや破壊工作などの謀略を家臣が提案してくれる。 領内問題 凶作による飢餓や台風、また野盗や国境の争いなどで領地の民が困窮し、金銭収入や兵糧が下がる。これを解決しないと一揆になり、出陣できないなどの制約がかかる。 また、農民や商人から上位集落の建設を勧められることもある。 外交 援軍・従属・臣従・防衛・同盟・婚姻・仲介・役職・破棄という交渉手段がある。 従属はある程度巨大勢力の場合や親族を殺害していると従わない。 外交姿勢は合戦内容で変化することもある。 威信 『烈風伝』にも登場したシステム。 勢力を拡大したり、朝廷や足利幕府に官位や役職を任命されると増加する。 この値が高いと他勢力が従属に応じやすくなり、自領に攻めてきた敵軍の兵士が萎縮し攻撃力が低下する。 戦争 戦闘 戦闘は大軍ルートをめぐる熱い駆け引きが行われる多面ルートになった。 大軍が戦える大道や小軍でしか戦えない小道など、地形によって採るべき戦術は多彩に変化して、城へと続く道を多く押さえれば攻城戦も格段に有利になる。 外交で援軍を出す時は相手の勢力に指揮権があり、さぼることができない。 腰兵糧 城に出撃する際の兵の兵糧。これが無くなると、軍が崩壊してしまう。 攻城戦 攻城戦は包囲と強攻の2種類があり、包囲は兵の負担は少ないが、城のダメージも少ない。強攻は兵の負担は大きいが、城のダメージも大きい。 国衆 自勢力への従属度が高く出陣可能な国衆を出陣させることができる。 攻略目標 大名は城主に対して、敵城攻略の準備を命じることができる。 命じられた城主は軍備を開始し、軍備が完了すると「臨戦状態」となって出陣する部隊の能力が上昇する。 通常の出陣では落とせなかった敵城も、時間をかけてしっかりと準備をすることで勝率も高まる。 だが、その間、領地の発展は一時的に停滞してしまう。長期的な視点に立った軍事と内政のバランス感覚が試される。 合戦 「合戦指揮」は家臣たちが動き、変化し続ける戦局を指揮する。 士気を0にすれば勝ちである。その為単純に兵を減らすということをしても正解ではない。要所の確保や本陣の確保なども重要となってくる。 大名武将が交戦中もしくは、周辺の郡に進軍している場合実行可能。同時に参戦できる部隊数は最高で8部隊で、最大16部隊(初期部隊8+後詰8)まで合戦に参加出来る。溢れた部隊は後詰部隊となり、いずれかの部隊が画面上から去る(撤退完了か壊滅)と退き口から出陣する。 合戦に勝利すると威風による影響で同盟国の評価や城や郡が手に入る。プレイヤーの勝利のため、己が功名のため、武将は自らの意思で戦う。 評価点 ゲーム AIが優秀 基本的にAIが優秀。敵、味方双方が前作にあったような首をかしげるような行動は取らず、実際の人間が考えるような行動を取ってくれる。 豊富な歴史イベント イベント数330以上の大ボリュームに増えた。武将たちが織り成すイベントも充実している。 演出もただの紙芝居ではなく、アニメーションやナレーションやBGMを使い、歴史ドラマを見ているような雰囲気を出している。 特に改名イベントが多く、当時の武士が如何に名前にこだわりを持っていたのか分かる。 仮想イベントも用意されている。最近の学説に基づいた「幕府に忠義を尽くす松永久秀」なども存在する。 弥助が『覇王伝』以来20年ぶりに歴史イベントに登場。当時とは異なり流暢な日本語を話しており、扱いが改善されている。 グラフィック 今回順当に進化している。映像美で戦国時代を追体験できる。 内政 全体的に分かりやすくなっている。石高と収入を上げれば兵力を増すという仕様で理解し易い。 また以前は終盤におざなりになる内政要素も、今作は放っておくことができない部分もあるので内政が需要となっている。 災害 台風や豪雨などの災害対策があり、戦国時代でも大名達が苦労した災害を追体験できる。これらを放置すると一揆になるという点も大名の気分を味わえる。 郡 攻撃目標を郡という単位でできるようになった。刈田などの挑発行動を行って、敵を出陣させるという戦国大名の戦略が行えるようになった。 また、城を攻めることはできないが、郡を取って敵の収入を減らすなどの戦略もできるようになった。 具申 家臣から出てくる調略が割と実用的なものが多く、こちらが対峙したい敵を把握して扇動や離間など、良い策を出してくる。 遠隔登用 前作は隣接した地域や仕えている家が滅んで浪人にならないと雇えなかったが、今作では浪人の武将なら遠隔でも雇える。 知行 下記の問題点は大きいが、武将に知行を設定するという部分は戦国時代に説得力が出た。 論功行賞 所属部将の身分や獲得勲功、昇進者の確認ができるのだが、確認しなくても自動で昇進が行われるので楽になった。 戦争 敵AIが優秀であり、一方へ攻めると、第三国が攻めたり、攻略した城を空っぽにして退却するとすぐに攻めてくるなど優秀な行動を取る。プレイヤーの気が抜けない奥深い頭脳をしている。 従属 こちらが相応の巨大勢力になっていれば、相手がかなりの大勢力でも従ってくれるので、プレイ時間が短縮される。史実でも長宗我部や島津などの大名が豊臣に臣従しているのでリアル感がある。 下記のように全国制覇は非常に長いが、従属エンドにすれば小国を潰していく作業感を無くすことが出来る。 合戦 ただの数の押し引きだけではなく要所の駆け引き、崖から攻撃など兵数じゃなく士気を重視しておりリアリティが増した。 また、大軍や強い武将を引き付けて、本拠地を攻撃などの戦略もでき、全滅以外の勝ち方が豊富。勇猛な武将はやはり強いが、体力を減らせば弱い武将でもワンチャンという救済措置がある。 ゲームとしても大規模な戦闘で、複数の城が獲得できるのでクリアまでの時間が短縮できる。 合戦時のAIは概ね優秀で、サボったり、意味のないところを攻めたりなど敵味方妙な行動を取る部隊は少ない。 賛否両論点 イベント 前述の通り、イベントが増えたが、改名などのイベントは能力が上がるわけでもなく、ゲームとして全くが意味がない。 後述の通りイベントによっては急に武将が死んだり、大名が強制的に滅びたりするが、城が手に入ることもあるなどプレイヤーの恩恵がある場合もあるのでケースバイケース。 政策 何故か政策中止というコマンドがないので、収入を考えないと赤字になる。 ただし、財政がマイナスになると、自動的に政策をストップしてくれて施行し直せられる。 難易度 難易度の振れ幅が極端になることが多い。隙あらば全力かつ執拗に攻めるAIや何度でも復活する敵の兵力、一方で攻撃指定されると急に出陣を停止する城のAI、自由自在に敵部隊を孤立させて合戦に巻き込める仕様など、理不尽を理不尽で攻略する局面が頻出する。 難易度の途中変更が可能だが、ペナルティや記録無しでいつでも上下に行き来できる仕様のため、一人相撲感が強い。初級でもある程度の難度があったためまだ良かったが、超初級が追加されて以降のバージョンではプレイの歯応えを本気で楽しむゲームでなくなってしまった。 武将プレイならともかく、大名プレイにおいてスタート以降の難易度の固定が最上難易度であっても存在しないのはいただけない。 武将の特性 1人の武将が持てる特性の上限数が少なく抑えられており、それを組み合わせる内政や戦闘であるため考える楽しみがある。しかしその上昇量が総じてかなり少なく、統率や政務などの基本的なパラメータの差の前では微力である。 チュートリアル 問題点と言うほどではないが、シリーズお馴染みの寸劇チュートリアルは今作にはなく、どの勢力でも開始時に家臣からの説明を受ける形で統一されている。一応、操作マニュアルに似たものがあるので、昔を懐かしむ方はこちら。 問題点 ゲーム 全体的にプレイ時間が長い 下記の様々な理由で、長時間になる。そのため、史実の年月に合わせるのが困難。 例えば秀吉の天下統一の1590年などは結構な確率でオーバーする。 身分 組頭の身分では郡以上を治められず、いちいち出世させなくてはいけない。特に敵国は出世させていないので、組頭が多く、攻めると名もなき城主・郡代と対決といういまいち盛り上がらないことが多い。 しかも、何故か降伏武将でも組頭からのスタートが多く、大名ですら侍大将からのスタートである。降伏武将の忠誠が低いのはこのせいかもしれない。(pkでは朝倉の固有政策によってそのままの身分で登用できる) イベント どんな状況でも勝手に起こり、勝手にイベントが進んでいく。そのため、プレイ次第で矛盾が起こるようなイベントも多い。 イベント合戦というものがなく、歴史の追体験という点では劣化している。(pkで追加) UI UIが非常に煩雑になっている。SwitchだとXボタンで決定やYボタンで否定などわざわざ無駄にボタンを使わされる。特に戦争後の処断の際はZR+Xで決定という裏技のようなボタン配置である。 また、いちいち「〇〇になりますが、本当にいいんですか?」的なしつこい配慮があり、選択を長くしている。 報告 相変わらず報告が多い病の報告や同盟切れなど鬱陶しい。自動で流せない報告も多い。 おまけに元服や死亡報告などは、一度武将が台詞を発してさらに武将一覧表で消えたことも見せてくる。 戦争 大軍同士の戦いだと、渋滞になり、時間だけが経過して兵糧不足で敗北することが多い。基本的に合戦で兵を破り、兵を少なくしてから城攻めをするのが良い。 合戦 何故か大名でしか行えず、ゲームプレイ時間の増加につながる。 本拠地を攻めても大名は処断できず脱出してしまう。城の包囲を毎回突破するという現実味の無い仕様となっている。 そのためAI城主は本拠地が攻められてもほっておくというおかしなことをしてしまう。 処断 今回何故か16歳以下の武将は処断できない。子供に甘い大名になっている。清盛入道かよ。 族滅も少なくない戦国時代でこの処分は軽すぎる。 兵科 軍に兵科を指定出来ないので、騎馬隊や鉄砲隊を勝手に決められる。もし今回の合戦で兵科の指定などあればより深い物になっただけに残念。 威風 合戦に勝利すると威風による影響で同盟国の評価や城や郡が手に入るのだが、部隊数や山岳地域など地形によっては威風の規模が小さい。 合戦時の敵の部隊数によって威風が弱、中、強と変わるので、10万の軍勢を倒したとしても肝心の部隊数が少なければ城一つ、二つ手に入るかどうかという場合がある。 地形の影響によって威風大を起こしても山に阻まれて威風が広まらないという事態が発生してしまい、逆に、威風を遮るものがなく近畿などの城が密集している場所で威風大を起こすと城を10寝返らすなどもできてしまうので、東北など城数が少ない地域での差が激しい。 内政 築城ができないので、戦術の腰兵糧への補給や軍の維持が非常に困難。 1つの城に1回しか町を設置できない。 婚姻 15歳以下は婚姻できないという仕様で、15歳以下の婚姻が頻繁に行われていた戦国時代とは全く違う。 政策 武将の移動や城内内政の自動化などが政策として実施しないとできなくなった。特に家宝の売買は、どうして政策を実施しないと買えないのだろうか……。(pkでは政策を使わず特定条件を満たすことでより高い家宝が購入できる) 政策による主義思想もあまり無く、キリスト教徒大名が寺社を建てたり、仏教徒大名がキリスト教寺院を建てることも可能であり、個性がない。 郡 城一つに4~8の郡がある。ということは、ただでさえ城の管理が面倒くさかったのが、郡の管理も加わり余計に手間になった。おまけに自動で武将を配置ということもできないので、領土が大きくなると非常に手間。 知行 侍大将になってようやく城一つの領地が任せられる。しかし、一国どころか、何国も貰っている史実にまるで合わず、功労者に恩恵が少なすぎる。(家老以上で軍団が作成でき、何個か城が与えられるがそれでも足りない) 個々の武将に土地を与えるため、領土を変えるのが手間である。(しかも制度改新を発布しないと一度領主や城主を任命してたら変えれない) また、石高や立地によって武将の忠誠度が下がるなどはない。 武将 郡という単位が増えたため、武将が圧倒的に足らない。 味方も敵も、モブ郡代やモブ城代が多くなることもある。 拠点移動 非常に高額で気軽にできない。遠方での遠征などは兵糧の問題もあるので非常に厄介。また、上記のように合戦が大名しかできないので、プレイ時間も増加する。 腰兵糧 今作最大の問題点。本作の軍は城から出ると「腰兵糧」が設定されるのだが、この腰兵糧が固定されており、なくなると軍が崩壊してしまう。 しかも、腰兵糧は他の城から補充することや兵糧部隊を送るということもできない。そのため、九州や東北などは中央に大軍を送ることができない。(pkでは補給拠点を任命して兵糧が補給できるようになった) この仕様のせいで、AIがちょっと兵を出して自軍を攻撃して、時間稼ぎし、兵糧切れで自軍が崩壊という戦略を取ってきて非常に厄介。(pkでは部隊が壊滅したら動揺状態になり、動けなくなるので改善されたと言える) AI 非常に好戦的である。設定で非好戦的を選んでも、どんどん攻めてくる。地方が気づいたら大勢力だらけということも多い。 北条無双 今作では城数が部隊数と兵数に直結するのと、内政が戦力強化において非常に重要になっているため、如何にして内政と戦争を両立していくかが攻略の鍵となっている。それが北条家に追い風になっており、ほぼすべてのシナリオと難易度においてNPC北条一強になる事が多い。 シナリオ開始時から強い大名は織田や武田等、いくらでもいる。ならば何故北条が伸びやすいのかと言うと、周辺の大名が弱すぎるからである。武田との戦闘を避けて西に逃げられる織田はともかく武田は周囲を強大名に囲まれており今作では伸びにくいのに対し、北条は最初期のシナリオですら9もの城を最初から所有し関東圏に城数2~3の小大名が食べてくださいと言わんばかりに配置されていて、難易度が中級以上ならシナリオ開始半年程度で北条の進行が始まり早ければ5年程度で伊達と交戦を始める。それくらい北条の侵攻速度が早いのである。 その上、大名である北条氏康の固有特性「禄寿応穏」(*1)のおかげで内政をせずともガンガン戦争を仕掛けられる。他の大名が激戦を制して城を奪い、1000~1500人の兵数から再スタートしているところを北条だけは3000~5000から再スタート出来るので、余程武将能力に差が無いと勝負にならない。 せめて武将能力が全体的に控えめなら、内政重視・兵力重視の大名として、ある意味個性的な大名で終わっていたかもしれない。しかし北条氏康の能力は全武将の中でもトップクラス(*2)で、家臣も武田ほど層が厚くはないが、北条綱成を筆頭にかなり優秀な人材が揃っている。更に周囲の小大名は家臣こそイマイチなものの大名本人はかなりの強さ(特に里見と佐竹)を持っていて、彼らが飲み込まれた後は圧倒的な物量を持って武田を飲み込み、優秀な武田家臣団をも全員北条家になる。 対抗策は北条家付近の大名で初めて大きくなる前に北条を叩くか、遠方で始める場合は北条と接敵する前に巨大勢力を作り上げることのみ。勿論巨大勢力となった北条と戦うのが楽しいという遊び方もあるが、毎回北条相手なのは少々問題。織田は西に延びて巨大勢力になる事もあるが、武田・上杉はほぼ飲み込まれる(*3)。 ちなみにシナリオ「群雄繚乱」では、全大名の城数初期値が1~4に抑えられているため北条の強みである初期の城数の強みは失っているが、北条早雲・北条氏綱というどのシナリオにも登場しない先祖武将が追加されており、武将の質はとんでもなく上がっている。しかも周囲の小大名は兵数に問題があり、配置された酒井忠次や本多忠勝のような勇将が一瞬で飲み込まれて北条家臣となる。結局、北条無双になりやすい(*4)。 総評 本作は郡という新しい単位ができて、史実の戦国時代にもリアリティあるものになった。 その代わりに、大名の自由度が下がり、出来ないことや制約が多くなって窮屈となり、プレイ時間も増加した。 一方で合戦や内政のバランス、AIの頭脳は良く、長時間プレイに耐えられるなら遊べるゲームになっている。 その後の展開 2023年7月20日に大型拡張ディスク『信長の野望・新生パワーアップキット』が発売。 [部分編集] 信長の野望・新生パワーアップキット 【のぶながのやぼう しんせい ぱわーあっぷきっと】 ジャンル 戦略シミュレーション 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4Windows(Steam) 開発元 コーエーテクモゲームス 発売日 2023年7月20日 定価 9,800円(税別) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 改善 良作 ポイント 北条一強の改善目玉の攻城戦は賛否両論アップデートによりシステムが簡略化 信長の野望シリーズ 概要(PK) 信長の野望シリーズ40年の集大成として発表された、シリーズ恒例のパワーアップキット。 攻城戦や直談などの新システムやパワーアップキット恒例の各種エディタ機能が追加された。 追加要素(PK) 新たなシナリオ 「関ヶ原の戦い」や「大坂の陣」に加え、北条征伐中に秀吉が病死、一部大名が離反した設定の仮想シナリオである「天下無事ならず」等新たに数本のシナリオが追加。 トレジャーボックス限定で本作最古のシナリオである「鉄砲伝来」も追加された。 新個性や新政策の追加 新個性として合戦で敵を撃破すると全ての味方部隊の体力が20%回復する「島左近」の固有特性(鬼左近)や、敵戦法の混乱を無効化し敵部隊の防御を20下げる「柳生宗矩」の(剣弾一致)などが追加された。 新政策は軍団の統治範囲が広くなる「伝馬制」や同盟勢力の数×3の分だけ部隊能力が増加する佐竹家の固有政策「常州旗頭」などが追加された。 イベント合戦や仮想イベントの追加 本作の目玉である「関ヶ原の戦い」・「大坂の陣」に加え、桶狭間の戦いや長篠の戦いなどの主要合戦の流れを再現したイベント合戦が複数実装された。 無印にも存在していた仮想イベントは追加シナリオを中心に複数追加され、特に「関ヶ原の戦い」の仮想イベントは選択肢に応じて非常に多くのルート分岐が存在している。 城役割 追加された政策の「制度改新・弐」を実施することで自軍の城を防衛拠点・支援拠点・補給拠点に設定可能となる。防衛拠点では後述の攻城戦も行えるようになり、支援拠点は防衛拠点ごとに設定可能でそこに防衛兵力を支援することが可能。補給拠点は兵数が大幅に減少する代わりに通過した部隊に腰兵糧を一定量補給することができる。 攻城戦 前述の防衛拠点に敵部隊が到達すると攻城戦が可能となり、結果に応じて威風も発生する。 攻城側は城を包囲していた部隊全てが参戦し、守備側は城に配属された武将が兵の兵力を均一化した部隊で参戦する。 敵を撃破すると形勢ゲージが傾くが攻城側は重要施設を制圧すると形勢ゲージが大きく傾く。時間経過で守備側に形勢ゲージが傾いていく。 攻城側は本丸を制圧するか一定条件で発生する降伏目標を達成すると勝利。守備側は形勢ゲージが完全に傾くと勝利となる。 合戦と共通条件として敵部隊の全滅や敵大名の討取でも勝利となる。 評定衆 自勢力の家宰と奉行を設定できる。 家宰は自勢力家臣から1人・従属勢力の大名から2人の合計3人まで任命でき、家宰特性によってさまざまな効果が自勢力にかかる。家宰効果にはすべてメリット・デメリットがあり、メリットが大きいものほどデメリットも大きく設定されている(後述)。 奉行は自勢力家臣から任命でき、それによって新たな政策が実施可能になったり政策維持費が削減されるなどの恩恵が得られる。また一部武将には一門固有の政策が設定されており、奉行に任命することで無印では勢力固有だった政策も実施可能となる。 初期状態では1人しか任命できないが、政策の「制度改新・弐」レベル2を実施後は金銭を支払うことで最大5人まで拡張できる. 直談 武将出奔の際や敵武将の引き抜き・捕虜の登用失敗時などに直談が発生することがあり、金銭や所領安堵などの交渉材料を提示することで出奔の停止や武将の加入ができ、さらに交渉材料を増やすと城ごと寝返り、忠誠上昇などの追加効果が得られる。 また外交にも貢物・停戦の直談が追加され、家宝や領地の譲渡といった交渉材料に応じて外交姿勢の改善や長期間の停戦が可能となった。 軍団戦略 配下軍団の軍団長のステータスに応じて広域作戦や陽動作戦といった作戦が提案されるようになった。 恩賞 戦闘や内政・調略で功績を稼いだ家臣に感状を与えることで二つ名がつき、追加効果が得られるようになった。二つ名は最大4段階までレベルアップさせることができる。 動揺 壊滅した部隊の所属していた城は一定期間動揺し、出撃不可能となった。また合戦の際の威風によっても周辺の城が動揺状態となり一定期間出撃できなくなる。 名所 全国各地に点在しており、名所のある城を支配している勢力はさまざまな恩恵が得られる。また名所には発展レベルがあり、所属城や周辺地域の内政率を上げることで具申によって最大3まで発展させることができる。 評価点(PK) 動揺や停戦交渉の実装によるゲームバランスの改善 無印では大勢力相手だと敵増援が「わんこそば」や「ゾンビ兵」と揶揄されるほど永続的に押し寄せてくることが多く対処が非常に難しかったが、動揺や停戦交渉が実装されたことで、無印と比べ対処がしやすくなった。 北条家の強さ調整 無印では政策や立地のあまりの強さから「北条の野望」「北条無双」と揶揄されるほどであったが、バランス調整により政策が大幅に弱体化(*5)し、また周辺の里見氏や武田氏が新要素で強化されたことでNPC時に勢力拡大しにくくなった。 軍団の使い勝手の向上 無印では侵攻頻度が非常に低く、また任意のタイミングで侵攻させることも不可能なため使い勝手が悪かったが、軍団戦略により任意タイミングで軍団のみの出陣も可能になり、使い勝手が向上した。 賛否両論点(PK) 攻城戦 今作最大の賛否両論ポイント。攻城戦はスキップすることができないため、攻め側は城の攻城準備が完了している場合は必ず攻城戦を行って城を落とすこととなる。そして基本的に守備側が圧倒的有利のバランスのため、3倍から5倍以上の兵力で攻めることがゲーム内でも推奨されており、また防衛拠点に設定した城は威風を強弱問わずせきとめる仕様も相まってゲームテンポが悪化したとの意見もある。 ただ根本的なバランスは良い。そもそも堅固に構築された城は10倍の兵力で攻めて然るべきなのが日本の戦国時代の通例である。場合によっては10倍程度では落とせなかった要塞も史実にはある(大阪本願寺や、結局は城を攻め落としていない小田原などもそうである)。それを無視してファンタジー城攻めを奨励してきた今までのシリーズが果たしてまともにシミュレーションゲームしていたのかという問題が根っこにあり、もっと言えば別に準備された城の周りを攻略して郡を取って飢え殺しするような攻略が可能(史実の小田原攻めや小谷攻めと同じ)であり、なおかつ爽快感あるリターン(威風)もあるため、慣れれば慣れるほど史実重視の仕様として受け入れるプレイヤーが多い。 ちなみに、後半に出来上がった巨大勢力に対抗する手段としては守城戦の威風はむしろ救済措置になっているレベルで、詰みの勢力盤面が大幅に減った。 後述の重要設備等を駆使することで弱小勢力でも数十倍の敵兵を退けることが可能になり、引きこもりプレイ等のしやすさは格段に上昇した。 ただ城を守るための施設となる設備バランスは悪い。重要設備は井楼(*6)や工作兵陣所(*7)といった一部のものが異常に強く、これの有無だけで攻城戦の難易度が大幅に変化してしまうほどである。 この辺りはある程度アクの強い戦いとなり初心者には厳しい攻城戦への救済要素としてバランスを悪くしているフシもあるが、さすがに育てると異常な勢いで敵方を削っていく井楼の超性能は違和感がある。 「大坂の陣」シナリオ関連 徳川家が江戸幕府を開いた後の時代のシナリオだが、前作や前々作では一大名として独立していた親藩・譜代大名がすべて徳川宗家に吸収されており、非常に強大な勢力となっているため他勢力でのプレイ難易度は非常に高い。 今作の仕様によりこのシナリオでは淀殿は武将として存在しておらず、イベントのみの登場となっている。 その他武将の配置の杜撰さ(*8)の問題点があったが、こちらはバージョン1.0.8アップデートで修正された。 編集機能 編集機能まわりも申し分なく充実している。 一方で、大志から続くシナリオ設定をタイトル画面で決めるレイアウトによるものなのか、恒例だったゲーム中編集機能のONOFF機能が欠落しており、その代わりに編集を行うと実績にロックがかかるという仕様が続投された。 これをアップデートで解除したことにより使用時の警告文が無くなり、ゲーム開始前ではなく開始後にいつでもゲームを改変できる機能が、使用された痕跡がそのプレイデータ中に一切残らないという仕様をOFFにすることが出来ずこれをDLCなどではなくデフォルトで搭載しているという、20年前までの過去作と同じ状態になっており、人によってはプレイのモチベーションに致命的な影響を与えてしまう。 問題点(PK) 補給拠点の使い勝手の悪さ 補給拠点は制度改新・弐のレベル3で設定可能になるが、補給できる腰兵糧の総量に限りがあり、また城の兵数も大幅に減少するためお世辞にも使い勝手がいいとは言えない。 家宰特性のバランスの悪さ 家宰特性にはメリットとデメリットが存在するが、基本的にメリット以上にデメリットが大きく、それによって半分死に特性と化しているものも複数存在している。例えば口米追微(*9)や謀攻主義(*10)など。 逆に強力な家宰特性の例として騎馬・鉄砲教練(*11)や騎兵・鉄砲兵強化(*12)等は非常に使い勝手がよく、これらの特性の優を持つ家臣のいる武田(*13)・鈴木・織田家などは大幅に強化されており、相馬氏などは従属の価値が上がった。 また従属勢力がいないかぎり一つしか設定できず、再任命も大名が変わるまで不可能なため、何度も付け替えてメリットだけを得るというプレイも困難である。 アップデートにより改善された点(PK) 攻城戦の事前降伏直談 城の過半数の街道を封鎖し城の兵数の10倍以上の兵力で攻城戦を開始しようとすると敵城主が降伏する旨を伝えてきて直談となる。 城の武将を全て解放する代わりに攻城戦をせずに城を無償で譲り受けたり、勢力と停戦を結ぶ代わりに城の武将を全て捕縛するといった事が可能。 勢力が弱っていると勢力を従属させたり、勢力の全ての城主を10年間確約させる代わりに勢力を吸収するといった事が可能。 攻城戦での忠誠低下、郡開発維持 攻城戦で捕縛した武将は忠誠が低下しなかった為、登用応じにくかったが攻城戦でも忠誠が低下するようになり登用に応じやすくなった。 また通常は制圧した城の郡の開発状況が全て初期化されるが攻城戦で制圧した城は開発状況は維持されるようになり開発の手間が省けるようになった。 評定衆(家宰、奉行)の再任 一度設定した家宰や奉行は大名が代替わりするまで変更が出来なかったが、政策の「裁量権移譲」を施行すると最短3年で家宰、奉行の再設定が可能になった。 従属勢力もクリア条件の対象に 以前は自勢力だけで近畿地方の全ての城を所持したうえで自勢力の城数が104以上で三職推任(エンディング)となっており、従属させた勢力が近畿地方の城を所持していたり従属させた勢力が多すぎて自勢力の城数が103以下だった場合は従属を破棄したり、従属させて3年以上経過し月変わりに具申される「従属吸収」をしなければならなかったが、そのような事をしなくてもクリアが可能になった。 城主、領主の自動任命 新しく城を獲得した場合は随時家臣を城主として任命したり配置する郡を任命しなければならなかったが、新たに任命出来る家臣がいる場合は自動で配属される機能が追加された。 配下軍団が捕縛登用した武将の所属先が変更可能に 配下軍団が捕縛し登用した武将は大名軍団所属となり所属先を逐次変更する必要があったが、捕縛した軍団にそのまま所属させる事が可能になった。 登録武将の一括編集 登録武将の所属城、生年、寿命が一括で変更可能になった。 総評(PK) 目玉の攻城戦こそ賛否が分かれるものの、ゲームバランスの改善などで無印より遊びやすくなっている。発売当時はシステムが若干複雑で初心者には勧めにくかったが、多くのアップデートにより面倒だった部分が快適化され遊びやすくなった。 『信長の野望』40周年に恥じることのない遊びごたえのある良好な作品と言えよう。 興味を持たれた御仁は是非に手に取って頂きたい。 余談(PK) 信長の野望40周年記念として顔グラ人気投票が行われ上位5位と追加特性がDLCで配信中。 対象は(蒼天録)「二階堂盛義」、(覇王伝)「立花道雪」、(蒼天録)「最上義光」、(天道)「山中鹿之助」、(創造)「武田勝頼」。 また創造、戦国立志伝、大志のBGM40曲もDLCで配信中。 上記2つのDLCは無料でダウンロード可能。